「ダンス・ダンス・ダンス」読了.
村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」読了.

この本を読むのはこれで3度目だろうか.
「羊をめぐる冒険」はその倍以上は読んでいるから,少ないと言えば少ない.

惜しい.

一つは,長すぎる.
これの5分の4か,4分の3か,3分の2位の長さだったら良かったのに.

もう一つは,「鼠三部作」の続編という位置づけだが,その位置づけがいまいち割り切れない.
全く別のシリーズとは思えないし,かといって続編にすることの意味もいまいち見いだせない.

さらにもう一つは,人が死にすぎる.
村上春樹の長編は,時代を経るとともに暗くなっているような気がするが,この話でもこんなに人が死ぬ必要もないように思う.
ただ終わり方が暗くないところには好感が持てる.

でもやはりおもしろいと思うし,読み応えもある.
それに私の東京に対するイメージと,村上春樹の小説の中の東京は,ぴったり一致する.
それは実際に自分が東京に住むようになってからも,弱まることはない.
もちろん地下鉄で「やみくろ」なんて見たことないし,紀ノ国屋スーパーで買い物をしたこともないし,ダンキンドーナツは日本から撤退したし・・・.
でも,なんとなくイメージはぴったりとおさまる.
何故だろう・・・.

ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫)
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ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)
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